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わいせつ等事件簿 | 四国中央市官製談合事件 市職員に懲役1年2カ月求刑 市議が絡んでいると

四国中央市官製談合事件 市職員に懲役1年2カ月求刑 市議が絡んでいると

2021/04/17 21:12

四国中央市発注の工事を巡る官製談合事件で、逮捕・起訴された市職員の男の初公判が16日に松山地方裁判所で開かれ、男は起訴内容を認めました。

裁判は即日結審し、検察側は懲役1年2カ月を求刑しました。

起訴状などによりますと、四国中央市の職員で元農林水産課主査の塩田聡被告(34)は、同じ課の上司と共謀。

去年6月に行われた市発注工事の入札を巡って、建設会社の元社長に「予定価格」を事前に教えるなどした罪に問われています。

松山地裁で開かれた初公判で、塩田被告は起訴内容を認めました。

そして、弁護側による被告人質問で、塩田被告は共謀の上司から市議会議員が絡んでいると聞かされ「断ることができなかった」と主張しました。

裁判は即日結審し、検察側は「入札の公正さを損なう悪質な犯行で、被告の役割は必要不可欠なものだった」などとして、塩田被告に懲役1年2カ月を求刑しました。
 

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