わいせつ等事件簿

ローソンは28日、愛媛県産の養殖マダイを使用したおにぎり「金しゃり 真鯛の鯛めし」を、29日から同県内で先行発売すると発表した。塩焼きの切り身を、ダシと昆布の炊き込みご飯で包み、上品な味わいに仕上げた。価格は同社のおにぎりで最高級の298円。新型コロナウイルスの影響で、都市部の飲食店への出荷が落ち込む養殖魚の消費拡大を後押しする。


水産業の秀長水産(愛媛県宇和島市)が手掛ける、愛媛県認定ブランド養殖魚「食べてみさいや 健康真鯛」を使用する。10月中旬以降は中四国の店舗に販売地域を拡大する。24万個を販売予定で、切り身約3トンを使う計画だ。
愛媛県庁で28日試食した八十島一幸参与は「タイがゴロッとしてインパクトがある。魚と昆布のうま味が口の中で混ざりおいしい」と話した。秀長水産の近藤芳仁社長は「県内外の人にタイをたくさん食べてもらい、早く通常に戻したい」と期待を込めた。
愛媛県は28日、廃炉が決まっている四国電力伊方原発1号機(愛媛県伊方町)の燃料保管庫で保管中の未使用燃料集合体42本を、10~12月中に米ワシントン州に海上輸送すると同社から連絡があったと明らかにした。同原発から未使用燃料が搬出されるのは初めて。
 県や四国電によると、搬出は1号機の廃止措置計画に基づくもので、詳細日程は保安上の理由から非公表。規格の異なる3号機で使用するため加工する。日本国内の施設でも技術的には可能だが、施設の規模などを考慮すると米国の方が早く作業ができるという。
 四国電は「慎重にも慎重を期して安全確保を最優先に取り組む」とコメントした。
新型コロナウイルスとインフルエンザの流行が重なる事態に備え、重症化しやすいとされる年代のインフルエンザの予防接種を無料にする動きが出ている。既に高齢者の接種を無料にしていた愛媛県の愛南町が新たに子ども世代を無料化の対象とすることを決めたのに続き、四国中央市と新居浜市も今季限定で高齢者を対象に無料化する方針を26日までに固めた。  四国中央、新居浜の両市とも10月1日から12月31日の間、市内の委託医療機関などで接種が受けられる。
新型コロナウイルスの影響で、愛媛県内各地で秋祭りが規模縮小されるのに伴い、例年は祭りに合わせて臨時休校などの対応をしていた小中学校が通常の授業をする動きが広がっている。
 松山市教育委員会によると、例年は中島地域以外の同市立小中学校が祭りに合わせて臨時休校している。今年は、みこしの鉢合わせで知られる道後や三津浜をはじめ、多くの地域でみこし運行が中止や規模縮小となる。そのため、10月7日に休校予定だった旧松山市地域の小学校45校と中学校26校、同9日に休校予定だった北条地域の小学校6校と中学校2校が授業の実施を決めた。北条の小学校1校は検討中という。
 だんじりやみこし、太鼓台が計約150台繰り出す西条市の秋祭り。同市教委によると、例年は全市立小中学校35校が、10月中旬を中心に開催される地元神社の祭礼に合わせて、臨時休校や授業短縮の対応をしている。今年は市内最多の屋台数を誇る伊曽乃神社(同市中野)の統一運行が中止になるなど、市内の多くの神社が祭礼の規模を縮小するため、全ての学校が通常通り授業をする。
 新居浜市教委によると、同市立小中学校は例年、新居浜太鼓祭りの各地区日程に合わせて初日と2日目を授業短縮、3日目(最終日)を臨時休校する場合が多いという。大生院地区が10月15~17日、他の7地区が同16~18日で、今年は最終日が土日に当たり、基本的に授業短縮のみの予定だった。全地区で太鼓台の運行中止が決まったため、全27小中学校で通常通り授業を行う。
愛媛県今治のテントメーカーが、簡単に組み立てられるPCR検査ブースを新たに開発し、地元の医師会に寄贈しました。 「ワンタッチPCR検査ブース」を開発したのは、今治市の越智工業所で23日、地元の医師会に寄贈しました。 この検査ブースは、アルミの骨組みにテントと透明シートを被せる簡単な組み立て式で、中に空気を送り込むことでウイルスの侵入を防ぎ、手袋をするだけで患者と接触することなくPCR検査ができます。