わいせつ等事件簿

松前町の道路工事を巡る官製談合事件で、3月に有罪判決を受けた町職員の男が判決を不服として高松高等裁判所に控訴したことが分かりました。

高松高裁に控訴したのは松前町職員・谷川善彦被告(36)です。

この事件を巡っては、松山地裁は3月15日、谷川被告が町内の土木会社の元社長に材料単価が記された書籍などを事前に教えたなどと認め、有罪判決を言い渡しています。

弁護側は公判で「被告が教えた内容は、当時、秘密事項に当たるものでなかった」などとして無罪を主張していて、地裁の判決を不服として、29日までに高松高裁に控訴しています。
愛媛と高知の4つの市町村の地域資源を生かして観光客を誘致しようとソラヤマいしづちと大手旅行会社が協定を結んだ。 西条市で行われた締結式ではソラヤマいしづちの社長を務める西条市の玉井敏久市長と東京に本社を置く旅行会社、クラブツーリズムの酒井博社長が協定書にサインをした。 ソラヤマいしづちは、石鎚山系でつながる愛媛県の西条市、久万高原町、高知県いの町、大川村が連携し、観光産業の活性化に取り組んでいる。 ソラヤマいしづちの玉井敏久社長は「石鎚エリアの地域資源とクラブツーリズムの営業ノウハウが結びつくことが、ありがたく心強く思っている」と話しています。 ソラヤマいしづちはクラブツーリズムと協力して豊かな自然でアウトドアが体験できる長期滞在型のツアーなど新しい旅のプランを作り観光客の誘致に繋げる。
JR四国は、愛媛県内の予讃線一部区間で、低気圧によるやまじ風予想のため、計画運休を行う。
予讃線の伊予三島〜新居浜駅間を中心に、3月28日の始発から午前9時頃にかけて計画運休を行う。車両の運用の影響で、その他の区間や瀬戸大橋線でも運休が発生する。バスなどによる代行輸送は実施しない。
特急列車の運休は、下り列車がいしづち101号といしづち103号が川之江〜新居浜駅間で、しおかぜ1号が岡山〜宇多津駅間と川之江〜新居浜駅間。上り列車が、しおかぜ2号が伊予西条駅〜岡山駅間の全区間で運休する。しおかぜ4・6・8号が新居浜〜川之江駅間で部分運休する。また、普通列車も上下10本が一部または全区間で運休する。
やまじ風(山風)は、愛媛県東部で生じる季節風(地方風)。春によく発生することで知られる。
2021年1月、愛媛県内の警察署に勤務する男性巡査が自損事故を隠そうと当て逃げを装った、うその通報をしたとして処分されていたことが分かりました。

所属長訓戒処分を受けたのは愛媛県内の警察署に勤務する男性巡査です。

愛媛県警監察官室によりますと、男性巡査は2021年1月に松山市内で普通乗用車を運転中、壁に車をぶつける自損事故を起こしました。

その後、最寄りの警察署に「いつの間にか車がぶつけられていた」とうその通報をしましたが、供述や車の傷に不審な点があり発覚したということです。

男性巡査は「責任を逃れるため事実と異なることを申告した」と話しているということです。

県警監察官室は「指導教養を徹底し、県民の信頼回復に努めたい」とコメントしています。
国際海上交通の要衝、エジプト北東部のスエズ運河で23日午前、愛媛県今治市の正栄汽船所有のコンテナ船「エバーギブン」(全長400メートル、幅59メートル)が運河をふさぐ形で座礁し、運河の往来が遮断された。運河庁が24日、発表した。
 ロイター通信は24日、エバーギブンが乗り上げた場所から一部浮き始め、近く遮断が解消される可能性があると伝えた。スエズ運河は地中海と紅海を結び、欧州とアジアの物流を支えている。往来に支障がある状態が続けば世界経済への影響が懸念される。
 運航する海運会社は台湾の長栄海運。実際に同船を管理するベルンハルト・シュルテ・シップマネージメント(BSM)の広報担当によると、乗組員約20人に負傷者はおらず、油漏れなど海洋汚染もない。
 エバーギブンは中国からオランダ・ロッテルダムに向けて貨物を運んでいた。砂嵐で視界不良に陥ったという。