わいせつ等事件簿

愛媛銀行は窓口手続きに顔認証を導入し、一部取引の押印を不要にする。個人と個人事業主の普通預金口座の開設や解約、定期預金申し込み、キャッシュカード発行、住所変更など諸届が対象。4月5日から一部店舗を除き順次導入する。印鑑レスで手続きを簡略化し、顧客の利便性を向上させる。
顔認証は事前準備として、窓口のタブレット端末で利用者の顔を撮影し、QRコードを記載したシールを発行する。利用者は4桁の暗証番号を設定すると登録が完了する。以後の取引時にはQRコードを専用端末で読み取り、顔認証と暗証番号の入力で取引が実行できる。押印の手間を省く。
愛媛県は17日、土木部の50代男性係長級職員が1年以上、部下の女性にパワハラやセクハラに当たる言動を繰り返していたことを公表した。侮蔑するような暴言を吐いたり、無料通信アプリで大量のメッセージを送りつけるなどしており、同日付で減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にした。一連の行為は認めたものの「あくまで指導のためだった」と説明しているという。
 県人事課によると、男性職員は2019年8月~20年11月の間、女性を蔑視するような表現で罵倒した他、不急の休日出勤を促したり、具体的な指示を出さずに何度も同じ資料を修正させたりするなどした。

 一方で「2人で飲みに行こう」「プレゼントをしたい」などと業務と関係ないメッセージを再三送信。多い日で1日30件以上、遅い時間だと午前3時ということもあったという。
 上司に当たる課長級職員、主幹級職員もそれぞれ管理監督責任を問い、文書訓告処分とした。