わいせつ等事件簿

27日夜、愛媛県新居浜市内で、ベトナム人の男性が 東南アジア系の男らに刃物で切りつけられ、 現金を奪われた事件で、 現在、逃走中の犯行グループの男らは、 4人とみられることが捜査関係者への 取材で分かりました。 この事件は、27日午後9時ごろ、 東南アジア系の男らが新居浜市内の コンビニ駐車場で技能実習生の ベトナム人男性を刃物で切りつけ車に連れ込んだ後、 現金22万円などを奪ったものです。 男らは、高速道路で移動し松山インターを降りた後、 市内余戸南の路上で車を乗り捨て逃走したということで、 警察は、強盗傷害事件として捜査を進めています。 これを受け、車が乗り捨てられた現場にほど近い 余土小学校では、登下校時の見守り活動を強化していて、 児童たちは教諭や、 保護者に付き添われながら下校していました。 また、捜査関係者によると現在、 逃走している犯行グループの男らは、 4人とみられていて、 警察が、行方を捜査しています。
今年1月、酒を飲んで軽乗用車を運転した罪に問われている 松前町の元町議会議員に対し、松山地裁は29日、 懲役6か月執行猶予3年の判決を言い渡しました。 判決を受けたのは、松前町の元町議会議員、 早瀬隆土被告36歳です。 起訴状などによりますと早瀬被告は、 今年1月、松山市内の複数の飲食店で酒を飲んだ後、 帰宅するため軽乗用車を運転し、 交差点角の歩道上に車を乗りあげ停止させ 駆け付けた警察官が呼気検査を実施したところ 基準の3倍を超えるアルコールが、検出されたということです。 松山地裁で開かれた判決公判で高杉昌希裁判官は、 長時間にわたり相当量の酒を飲み必要性や緊急性がないのに、 運転したことは、強い社会的非難を免れられず 人身事故にもつながりかねないなどと指摘しました。 一方で早瀬被告が事実を認め真摯に反省していることや、 起訴後は自ら議員を辞めていることなどを踏まえ、 懲役6か月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。