わいせつ等事件簿

5月27日に今治市古谷、無職男性(73)方の作業用倉庫で男性の遺体が見つかった殺人容疑事件で、遺体が発見されたのは倉庫内にある男性の部屋だった可能性があることが16日、分かった。関係者によると、寝室は別にあり、男性はテレビを見る際などに使っていたという。倉庫内の部屋には戸外などにつながる出入り口が複数ある。  関係者によると、息子が帰宅後に倉庫内の部屋の床に血を流してうつぶせで倒れている男性を発見したなどと119番し、救急隊到着まで心臓マッサージなどをしていたとみられる。  敷地には倉庫のほかに母屋と離れ、納屋などがある。男性は普段は離れで寝ており、日中は倉庫内の部屋などで過ごしていたという。倉庫内の部屋は、農機具などを置く場所とは壁で仕切られており、床面積は10平方メートル程度。知人によると、戸外へ通じる複数の扉の中には普段、施錠されていないものもあったとされる。倉庫にはキャリーなど農業用資材が多数置かれていた。  男性はナシ農家の息子と孫の3人暮らし。倉庫ではナシの収穫後に直売を行っており、倉庫に男性の部屋があることは知人らの間で知られていた。  捜査本部によると、男性は5月26日、息子と孫の3人で夕食を取っている。関係者の話では5月27日午前に亡くなった可能性があり、遺体発見時は寝間着ではない服装だったという。左脇腹や左腕、背中に鋭い刃物によるとみられる傷があり、左脇腹の傷は深く、腕の傷は抵抗してできた防御創とみられる。死因は失血死だった。
広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶしまなみ海道でサイクリングを楽しめる「しまなみレンタサイクル」の貸し出しが、19日から再開される。運営する一般社団法人しまなみジャパン(尾道市)などが発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け4月14日から休止していた。
再開にあたり利用者にはマスク着用を求めるが、気温湿度が高い日の走行時は個々の判断に委ねるとしている。
愛媛県の西条市教育委員会は学校給食の安定供給のため、調理施設を段階的に集約し、共同調理場への統合を目指すとする基本構想を16日までにまとめた。少子化や調理員の高齢化、担い手の減少、市の財政に鑑み、老朽化した単独調理場の自校方式施設を順次統合し、最終的に市内数カ所の共同調理場を設けていく方向性を示している。
先月、国指定の天然記念物銅山峰のツガザクラの盗掘が発見された問題で、新居浜市は15日に警察へ盗難の被害届を提出しました。 盗掘にあっていたのは、新居浜市の赤石山系銅山峰付近に自生するツガザクラ群落の内の3株です。 ツガザクラはツツジ科の小低木で5mmほどの淡いピンクの花をつける高山植物で、県の絶滅危惧種に分類され、去年2月に群集が国の天然記念物に指定されています。 盗掘の跡は先月20日、市教育委員会とツガザクラの保護活動を続けるグループ「憧山会」が発見。市は文化庁と協議し15日に新居浜警察署へ被害届を提出しました。 警察は窃盗事件として捜査します。
子育てを支援しようと、愛媛県宇和島市は、大学生以下の子どものいる世帯などに市独自に給付金を支給すると発表しました。 岡原文彰市長 「ふるさとを離れて頑張っている、すべての学生達の生活を応援したいと考え、今回1人当たり一律5万円を給付することにしました」 宇和島市は子育て世帯を応援しようと、国の新型コロナ対策の臨時交付金を使い、国の1万円に市が3万円を加えて高校1年生までの8100人を対象に児童手当と合わせて支給しました。 これとは別に、高校生2年生と3年生のいる世帯にも1人につき4万円、そして市外の大学などに通う学生には1人につき5万円を支給することを決め、開会中の6月定例会に追加で予算計上することにしています