わいせつ等事件簿

テント製造大手の越智工業所(愛媛県今治市桜井2丁目)が、内部の気圧を外部より下げ、患者が持ち込んだウイルスの拡散を防ぐ医療用陰圧テント「陰圧ビッグクイックシェルターZ」を開発した。同社によると、設営に送風機などの特別な道具が必要なく、少人数・短時間で設置と撤去ができる陰圧テントは国内初。
新型コロナウイルスの影響で、帰省を自粛している今治出身の学生たちに、少しでも地元気分を味わってもらおうと、市がタオルマスクをプレゼントします。
今治市のタオルメーカーが作ったガーゼマスクは、縦10センチ、横およそ19センチで、地元のタオル関係者が市に寄附しました。
マスクは全部で4種類あり、そのうちの1種類・2枚を村上海賊が当時、通行許可証としていた過所旗をデザインしたステッカーとともにプレゼントします。

今治市営業戦略課・森健治主査「今治市は皆さんとともにあります。コロナが落ち着いて、皆さんが笑顔で帰省できる日を心待ちにしています」

市はホームページなどで、広報していて来月5日から先着1000人にプレゼントします。
愛媛県は18日、2024年度完成を目指す「JR松山駅付近連続立体交差事業」の高架区間にある松山市朝美2丁目の共同住宅1棟を撤去し、未収用地225.65平方メートルを強制収用する行政代執行を始めた。期間は6月19日まで。共同住宅に住む30代男性が明け渡しに応じていなかった。県用地課によると、県による土地収用法に基づく代執行は19年8月に八幡浜市で実施して以来、4例目。
 土地は松山駅を含む高架区間(約2.4キロ)にあり、軽量鉄骨プレハブ造り2階建て共同住宅が建つ。県は13年から男性と交渉をしたがまとまらず、19年5月、県収用委員会が9月14日までの土地明け渡しを裁決。その後行政代執行法に基づき、明け渡し期限を2月29日とする「戒告」をしていた。
 県によると、男性は「事業計画は違法で、裁決も無効」と主張し、裁決後に県を提訴したという。
 18日午前9時半、県職員、作業員ら約40人が集まり、執行責任者の土居祐二・県土木管理局長が代執行開始を宣言。退去要請に男性は応じず、県は男性が所有するワゴン車を近くへレッカー移動。ベランダのガラス戸を切断し鍵を開けた。男性は午前11時ごろから話し合いに応じ、県職員と荷造りなどを始めた。夕方に住宅を離れ、取材に「裁判の結果が出ていないのに非人道的なやり方だ」と述べた。
国のマスクはいつ来るの―。政府が新型コロナウイルスの緊急経済対策に基づき、約466億円を投じて各世帯に2枚配布すると決めた布製マスク。4月7日の閣議決定から既に1カ月以上経過したが、愛媛県内では出産予定日が近い妊婦を除き、一般家庭などへの配布は始まっていない。手作りマスクの利用者が増え、これまで品薄だった使い捨てマスクが市中に出回り始める中、5月14日の緊急事態宣言解除後も一向に届かない状況に「もう不要」と冷ややかな声も聞かれる。
 厚生労働省はホームページ(HP)で布製マスクの「都道府県別全戸配布状況」を公開しているが、17日現在で愛媛県は「準備中」のまま。感染者の多い地域から配布されることもあり、東京都は一足早い4月17日に配布を開始したが、2、3番目の配布地となった大阪府と福岡県の配達が開始されたのは5月12日になってから。スピーディーな対応にはほど遠い。
 厚労省に現状を問い合わせたところ、愛媛県内への配布時期は「未定」。一部で不良品が見つかったことを受け、メーカーや国での検品に時間がかかっていると説明する。「HPに記載がある通り5月中の配布は可能か」という問いには「そこを目標に努力している」と述べるにとどまった。
 「第2波、第3波に備えて、もらえるならもらっておきたい」。松山市道後湯之町の70代の無職女性は手持ちのマスクを熱湯消毒しながら使っているが、コロナ禍の長期化を懸念し、少しでも手持ちを増やしておきたいという。一方、銀天街にある大西食料品店の女性店主(72)は「必要ない」ときっぱり。「マスクが市場に出回り始めており『欲しい』という声を聞かない。まだ間に合うなら別のことにお金を使ってほしい」と冷めた視線を送る。
 実際、県内のマスクの入荷状況は少しずつ改善傾向にある。レデイ薬局(松山市)は5~7枚程度が入った少量包装のマスクについて「店舗によってはある程度在庫を持てる状況になってきている」。ドラッグストア「mac(マック)」を展開する大屋(西条市)の担当者は「依然として国内メーカーの供給は不安定」としながらも「中国やベトナムといった国外産の商品は2~3週間待てば入荷できている。夏に向かって少しずつ需要と供給のバランスが取れてくるのでは」と見通す。
 政府のマスクは県内でも一部に届いている。6月中旬に出産を控える松山市の女性(36)の元には、一足早く妊婦を対象とした布製マスクが国から送られてきた。「妊婦の方々へ」という手紙とともに、ビニールに入った縦9.5センチ、横13.5センチの布マスクが2枚入っていたという。
 妊婦に配られたマスクを巡っては、異物混入や汚れが見つかり、回収・検品作業に時間がかかっている。女性は「早めにマスクを送ってもらい、妊婦のことをちゃんと考えてくれていることは分かったが、もっと慎重に取り組んでほしい」と複雑な心境をのぞかせた。
四国中央市の紙加工会社が、市販のマスクに簡単に装着できるフェイスシールドを開発しました。

このフェイスシールドは四国中央市川之江町の高津紙器が、市内のHITO病院と共同開発したもので、縦22センチ・横30センチ・重さ15グラムのプラスチック製です。

厚紙の加工を得意とする高津紙器の技術が生かされていて作りはシンプル。穴にマスクのひもを通すことで簡単に取り付けられます。

高津紙器・高津俊一郎社長「シンプルで軽量で皆様の使い勝手がいいように考えました」

高津紙器ではこのフェイスシールドを月100万枚生産するということです。