わいせつ等事件簿

新型コロナウイルスの影響で、愛媛県内の大学では卒業式の中止が相次ぎました。こうしたなか松山市内では19日、卒業生自らが主催した手作りの”卒業式”が開かれました。松山市千舟町の貸しスペースに集まったのは、愛媛大学と松山大学の4年生の有志14人。男性はスーツ、女性は振袖に身を包んで臨んだのが、自分たちで企画した手作りの”卒業式”です。なかでは卒業証書に見立て、名前と日付を記したクッキーを贈り合うなど、ユニークな方法でお互いの卒業を祝っていました。また、サプライズで訪れた後輩たちからミニブーケで門出の祝福を受け、4年間の思い出を噛みしめている様子でした。

本来の卒業式は中止されたものの、手作りの小さな卒業式は忘れられない一生の思い出となったようです。
国土交通省が18日に公表した公示地価(1月1日時点)で、県内は全用途平均で0・7%減で28年連続の下落となった。一方、2019年より上昇地点は1地点、横ばい地点は5地点増加。市町別では松山市が0・3%増と11年ぶりに下落から上昇に転じた19年に引き続き、上昇した。
 県内の調査地点は、住宅地161▽商業地83▽宅地見込地2▽工業地12――の計258地点。用途別では住宅地は0・8%減で23年連続、商業地は0・6%減で28年連続の下落となった。
 宇和島、大洲、西予の3市は計28地点のうち、西日本豪雨で被災した地点が計6地点あり、「全体としては心理的な影響が残るものの、インフラの復旧が進んだこともあって全地点で下落幅が縮小している」としている。