わいせつ等事件簿

学校法人「加計学園」(岡山市)が運営する岡山理科大獣医学部(愛媛県今治市)は、同学部のホームページ(HP)に「新型コロナウイルスへの本学の取り組み」を掲載した。17日付で大学HPで告知した。
 学部新設の際、「先端ライフサイエンス研究、感染症対策の危機管理人材育成、新薬開発などに関わる学部」と国家戦略特区の諮問会議で位置づけられており、新型コロナウイルスの感染防止をめぐり、国会で2月以降、「加計学園は今、どんな活動をしているのか」などとただされていた。
 学部HPでは、新型コロナウイルス感染症について「これまでのSARS(重症急性呼吸器症候群)、MERS(中東呼吸器症候群)と同様、コウモリ由来のウイルスによると考えられ、ヒトへの感染に媒介動物がいる可能性がありますが、制御するのは容易でないと思われます」と説明。そのうえで、2020年度の「人獣共通感染症」の講義に新型コロナウイルス感染症を組み入れるよう計画しているとした。
 細部については吉川泰弘学部長のホームページで情報発信していることを説明。「国際シンポジウムのような形で取り組んでいきたい」と今後の方針を示したが、新型コロナウイルスの新薬開発については「系列大薬学部の医薬品素材探索や製剤技術に関する専門家などとも協力して研究していきたい」と触れるにとどめた。
新型コロナウイルスの影響で、手に入りにくくなっているマスクですが、「今治タオル」で有名な愛媛県今治市では子どもたちにマスクをプレゼント。マスクはもちろん今治特産のタオル地です。

 今治市の子どもたちは今、どうしても行きたい場所があります。そこで手渡されたのはマスクです。16日から子どもに1人1枚マスクをプレゼントしているのは地元のタオルメーカーです。工場では、機械が忙しく動き、マスク用の生地を仕上げていました。素材はもちろん、今治特産のタオル地です。タオル生地なので、繰り返し洗って使うことができます。せきエチケット対策が目的ですが、使い捨てマスクなどを挟めば、マスクカバーとしても利用ができそうです。メーカーはタオルマスクをネット販売していますが、地域に貢献したいとプレゼントすることも決めました。メーカーは、タオルマスクを一日500枚ほど生産し、1万枚をめどに無料配布していく予定です。
世界規模で展開する料理宅配サービス「ウーバーイーツ」が四国で初めて愛媛県松山市の一部地域で営業をスタートしました。

18日、松山市の一部地域で始まったのは世界6000以上の都市で展開する「ウーバーイーツ」。国内では2016年に東京でスタートし、12都府県に拡大しています。ウーバーイーツは客と飲食店、配達員をアプリ上で繋ぐサービスで、客は、届け先を指定した後、店と料理を選び、注文。配達員が店で料理を受け取り自転車やオートバイなどで客に届ける仕組みです。松山市二番町にあるこちらの居酒屋は、人手をかけず、より多くの人に料理を提供できる機会と捉え、ウーバーイーツの導入を決めました。容器などは店側で準備しますが、配達にかかる人件費を負担せずに済むため、運用コストが低いのも特徴だといいます。そして、こちらの店に注文できるのが、牛肉、豚肉、鶏肉を入れたカレーライス。今回の導入を機に、店ではさらなるリピーターの増加に期待を寄せています。一方、柔軟な働き方に配達員もメリットを感じているようです。現在、市内の登録店舗はおよそ40店。今後は店舗数、配達エリアともに拡大を図る方針です