わいせつ等事件簿

新型コロナウイルスの感染拡大により、日経平均株価が一時1万7000円を割り込むなど、経済への影響は世界的にますます深刻になっています。このコロナショックは愛媛にも広がり始めています。

団体客のキャンセルが相次ぎ、今月の宿泊予約が例年の4割減となっている松山市道後。

大型ホテルが月末から急きょ約1か月の臨時休業に踏み切るなど、影響は徐々に表面化してきました。

愛媛の経済も大打撃。この事態のなか県は13日、緊急の経済対策会議を開催し、経済界や観光業界など12団体の代表が対策を協議しました。

会合では、道後温泉のホテルだけですでに5万3000人分の予約のキャンセルが出ていて、これがゴールデンウィークまで続けば年間分の利益をほぼ失う可能性もあるというショッキングな報告が。

交通機関からもJRは利用者が5割減、私鉄も28%減、貸し切りバスに至っては94%の減と衝撃的な数字が相次ぎました。

この状況を受け出席者からは、政府が休業手当などの一部を負担する雇用調整助成金の支給限度日数について、年間100日でなく300日に拡大してほしい要望も出され県は早速、国に要望する考えを示しました。
今治市の漁港の防波堤で夜釣りをしていた男性が、海に転落し死亡しました。
死亡したのは、西条市丹原町の兼井通春さん(72)です。今治海上保安部によると、兼井さんは、今治市の美保漁港の防波堤で15日の午後5時頃から、知人と2人で釣りを開始。午後8時頃、雨や風が強くなったため、知人は兼井さんを残し防波堤から一旦離れました。
午後11時ごろ、兼井さんに電話が繋がらないため、知人が防波堤に戻ると兼井さんの姿はなく釣り道具だけが残っていたということです。
通報を受けた今治海上保安部は、兼井さんの行方を捜していましたが、午前10時40分頃潜水士が堤防近くの海底で兼井さんを発見。死因は溺死とみられています。
市内では15日午後8時50分に最大瞬間風速16.7mを観測するなど強い風が吹いていたため、今治海保は、兼井さんが風にあおられ海に落ちた可能性もあるとみて事故の原因を調べています。
愛媛県西条市は16日、市教育委員会の消防設備点検委託料など20件計307万2928円の支払いが遅延していたと発表した。担当者が事務処理を怠っていたためで、最長で3カ月近く滞っていた。市では2019年12月にも23件計542万152円の未払いが発覚しており、市は「度重なる不祥事を重く受け止め、適正な事務処理体制の徹底を図る」と謝罪した。
新型コロナウイルスの影響でマスク不足が社会問題となる中、松山市では妊婦を対象に16日マスクの無料配布を始めた。

松山市が16日市役所や保健所などで始めた妊婦へのマスクの無料配布は、定期健診などで病院を訪れる機会が多い妊婦に、安心して受診してもらおうと、備蓄している6000枚のマスクを拠出して実施することにしたもの。

具体的には、松山市在住で母子健康手帳を持つ人が、市内に5か所ある「すくすく・サポート」の窓口で手続きを行うと、1人1回限り2枚のマスクを受け取れる。代理の受け取りも可能。

このマスクの無料配布は、平日の午前8時半から午後5時まで「すくすく・サポート」の窓口で受け付けている。