わいせつ等事件簿

先月8日警察官になりすましてウソの電話をかけ、松山市の高齢男性からキャッシュカードをだまし取ったうえ、現金約300万円を引き出し盗んだ疑いで今治市出身の18歳の少年が13日に逮捕されました。逮捕されたのは、住所不定(今治市出身)で住所不定の通信高校生の少年(18)です。

警察によりますと逮捕された少年らのグループは先月8日、警察官になりすまして松山市の70代の男性に「キャッシュカードが偽造されているので止めないといけない」などとウソその電話をかけました。

その後、少年が男性の自宅を訪れ男性や妻名義のキャッシュカード5枚をだまし取り、市内のATMから現金あわせて約300万円を引き出し盗んだ疑いがもたれています。

警察は今後の捜査に支障があるとして、少年の認否などを明らかにしていません。
去年10月大学の部室に火をつけた疑いなどで逮捕されたあと、鑑定留置されていた無職の男について、松山地検は罪に問えると判断し13日、建造物等以外放火の罪などで起訴しました。

起訴されたのは松山市古三津の無職森本高夫被告(29)です。

起訴状などによりますと森本被告は去年10月の夜、松山市山越の愛媛大学のグラウンドで部室の倉庫内にあった服などにろうそくで火をつけ、2棟を全焼させるなどした罪に問われています。

松山地検は森本被告の認否を明らかにしていません。

松山地検は森本被告に鑑定留置を行っていましたが、罪を問えると判断し起訴しました。