わいせつ等事件簿

新型コロナウイルスの影響でマスク不足が社会問題となる中、松山市では妊婦を対象に16日マスクの無料配布を始めた。

松山市が16日市役所や保健所などで始めた妊婦へのマスクの無料配布は、定期健診などで病院を訪れる機会が多い妊婦に、安心して受診してもらおうと、備蓄している6000枚のマスクを拠出して実施することにしたもの。

具体的には、松山市在住で母子健康手帳を持つ人が、市内に5か所ある「すくすく・サポート」の窓口で手続きを行うと、1人1回限り2枚のマスクを受け取れる。代理の受け取りも可能。

このマスクの無料配布は、平日の午前8時半から午後5時まで「すくすく・サポート」の窓口で受け付けている。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴うマスク不足を解消しようと、マスク製造工場では、24時間態勢で生産を行っている。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、マスクが全国的に不足し、入手困難となっている。県内のドラッグストアなどでもマスクの品薄状態は続いていて、店頭に入荷してもすぐに完売する状況となっている。

こうした状況を受け、四国中央市を本店とするユニ・チャームの香川県観音寺市にあるマスク製造工場では、通常の3倍以上の従業員を配置して24時間の生産態勢を取っている。

1週間に、これまでの倍のおよそ2500万枚を製造しているが、追いつかない程の注文が続いているという。
松山南高校砥部分校の生徒らが四国がんセンター(愛媛県松山市南梅本町)の中庭や通路にアート作品を展開する「ホスピタルアート」の第3弾が14日、完成した。院内の中庭に三つの木の芽が顔を出し、動物たちが成長を見守る様子をモニュメントで表現。患者や職員の癒やしの場としての効果が期待される。
 同センターは患者の緊張や不安を和らげようと、病院改革の一環で2017年度からプロジェクトを開始。デザイン科がある同校に協力を依頼し、これまでに中庭のガラスに木々や動物をデザインした「光庭プロジェクト」と通路に風で運ばれた草花を描いた「風の音(ね)プロジェクト」に取り組んできた。
 第3弾は、「光庭―」で種を運んでいた鳥やリス、ヒミズ(四国に生息するモグラの仲間)が再び登場。「うまれたての木」「ひだまりの木」「つながりの木」と名付けた三つの木の芽(高さ約30センチ)が出たことを喜ぶ様子を立体的に表現した。14日はデザインした生徒3人と教諭1人が、設置業者と相談しながら取り付け位置を微調整した。
 デザインの中心的役割を担った生徒(18)は「患者さんに『落ち着く』と言ってもらうこともあり、本当にやって良かった」と感無量の様子。企画した医師(59)は「生徒の皆さんはセンスの塊。患者さんはもちろん、職員からの評判も良い」と話していた。
 モニュメントは今後、最大2・5メートルほどに「成長」させていく計画があるという。
先月8日警察官になりすましてウソの電話をかけ、松山市の高齢男性からキャッシュカードをだまし取ったうえ、現金約300万円を引き出し盗んだ疑いで今治市出身の18歳の少年が13日に逮捕されました。逮捕されたのは、住所不定(今治市出身)で住所不定の通信高校生の少年(18)です。

警察によりますと逮捕された少年らのグループは先月8日、警察官になりすまして松山市の70代の男性に「キャッシュカードが偽造されているので止めないといけない」などとウソその電話をかけました。

その後、少年が男性の自宅を訪れ男性や妻名義のキャッシュカード5枚をだまし取り、市内のATMから現金あわせて約300万円を引き出し盗んだ疑いがもたれています。

警察は今後の捜査に支障があるとして、少年の認否などを明らかにしていません。
去年10月大学の部室に火をつけた疑いなどで逮捕されたあと、鑑定留置されていた無職の男について、松山地検は罪に問えると判断し13日、建造物等以外放火の罪などで起訴しました。

起訴されたのは松山市古三津の無職森本高夫被告(29)です。

起訴状などによりますと森本被告は去年10月の夜、松山市山越の愛媛大学のグラウンドで部室の倉庫内にあった服などにろうそくで火をつけ、2棟を全焼させるなどした罪に問われています。

松山地検は森本被告の認否を明らかにしていません。

松山地検は森本被告に鑑定留置を行っていましたが、罪を問えると判断し起訴しました。