わいせつ等事件簿

新型コロナウイルスの影響で、手に入りにくくなっているマスクですが、「今治タオル」で有名な愛媛県今治市では子どもたちにマスクをプレゼント。マスクはもちろん今治特産のタオル地です。

 今治市の子どもたちは今、どうしても行きたい場所があります。そこで手渡されたのはマスクです。16日から子どもに1人1枚マスクをプレゼントしているのは地元のタオルメーカーです。工場では、機械が忙しく動き、マスク用の生地を仕上げていました。素材はもちろん、今治特産のタオル地です。タオル生地なので、繰り返し洗って使うことができます。せきエチケット対策が目的ですが、使い捨てマスクなどを挟めば、マスクカバーとしても利用ができそうです。メーカーはタオルマスクをネット販売していますが、地域に貢献したいとプレゼントすることも決めました。メーカーは、タオルマスクを一日500枚ほど生産し、1万枚をめどに無料配布していく予定です。
世界規模で展開する料理宅配サービス「ウーバーイーツ」が四国で初めて愛媛県松山市の一部地域で営業をスタートしました。

18日、松山市の一部地域で始まったのは世界6000以上の都市で展開する「ウーバーイーツ」。国内では2016年に東京でスタートし、12都府県に拡大しています。ウーバーイーツは客と飲食店、配達員をアプリ上で繋ぐサービスで、客は、届け先を指定した後、店と料理を選び、注文。配達員が店で料理を受け取り自転車やオートバイなどで客に届ける仕組みです。松山市二番町にあるこちらの居酒屋は、人手をかけず、より多くの人に料理を提供できる機会と捉え、ウーバーイーツの導入を決めました。容器などは店側で準備しますが、配達にかかる人件費を負担せずに済むため、運用コストが低いのも特徴だといいます。そして、こちらの店に注文できるのが、牛肉、豚肉、鶏肉を入れたカレーライス。今回の導入を機に、店ではさらなるリピーターの増加に期待を寄せています。一方、柔軟な働き方に配達員もメリットを感じているようです。現在、市内の登録店舗はおよそ40店。今後は店舗数、配達エリアともに拡大を図る方針です
新型コロナウイルスの感染拡大により、日経平均株価が一時1万7000円を割り込むなど、経済への影響は世界的にますます深刻になっています。このコロナショックは愛媛にも広がり始めています。

団体客のキャンセルが相次ぎ、今月の宿泊予約が例年の4割減となっている松山市道後。

大型ホテルが月末から急きょ約1か月の臨時休業に踏み切るなど、影響は徐々に表面化してきました。

愛媛の経済も大打撃。この事態のなか県は13日、緊急の経済対策会議を開催し、経済界や観光業界など12団体の代表が対策を協議しました。

会合では、道後温泉のホテルだけですでに5万3000人分の予約のキャンセルが出ていて、これがゴールデンウィークまで続けば年間分の利益をほぼ失う可能性もあるというショッキングな報告が。

交通機関からもJRは利用者が5割減、私鉄も28%減、貸し切りバスに至っては94%の減と衝撃的な数字が相次ぎました。

この状況を受け出席者からは、政府が休業手当などの一部を負担する雇用調整助成金の支給限度日数について、年間100日でなく300日に拡大してほしい要望も出され県は早速、国に要望する考えを示しました。
今治市の漁港の防波堤で夜釣りをしていた男性が、海に転落し死亡しました。
死亡したのは、西条市丹原町の兼井通春さん(72)です。今治海上保安部によると、兼井さんは、今治市の美保漁港の防波堤で15日の午後5時頃から、知人と2人で釣りを開始。午後8時頃、雨や風が強くなったため、知人は兼井さんを残し防波堤から一旦離れました。
午後11時ごろ、兼井さんに電話が繋がらないため、知人が防波堤に戻ると兼井さんの姿はなく釣り道具だけが残っていたということです。
通報を受けた今治海上保安部は、兼井さんの行方を捜していましたが、午前10時40分頃潜水士が堤防近くの海底で兼井さんを発見。死因は溺死とみられています。
市内では15日午後8時50分に最大瞬間風速16.7mを観測するなど強い風が吹いていたため、今治海保は、兼井さんが風にあおられ海に落ちた可能性もあるとみて事故の原因を調べています。
愛媛県西条市は16日、市教育委員会の消防設備点検委託料など20件計307万2928円の支払いが遅延していたと発表した。担当者が事務処理を怠っていたためで、最長で3カ月近く滞っていた。市では2019年12月にも23件計542万152円の未払いが発覚しており、市は「度重なる不祥事を重く受け止め、適正な事務処理体制の徹底を図る」と謝罪した。