わいせつ等事件簿

2017年12月に愛媛県西条市の住宅周辺で、同居していた家主の男性(60)を縛って殴り死亡させ、高知県山中で遺体を焼き遺棄したとして傷害致死や死体損壊、遺棄などの罪に問われた新居浜市、無職神野光洋被告(42)の裁判員裁判の判決公判が7日、高知地裁であり、吉井広幸裁判長は「被害者に寄生して財産を好きなように費消する中、激しい暴行を加えて生命を奪った」などとして求刑通り懲役16年を言い渡した。
寒気の影響で愛媛県内は厳しい冷え込みが続き、新居浜市などでは7日未明、氷点下まで気温が下がりました。寒気はじょじょに弱まっていますが、雪不足に悩まされていた県内のスキー場ではゲレンデづくりが急ピッチで進められています。

 気象台によりますと、寒気が上空に流れ込んでいる影響で、県内は冷え込みが続き、7日未明に四国中央でマイナス0.9度、新居浜でマイナス0.6度と今シーズンの最低気温を記録しました。午前7時の気温が1.3度となった西予市宇和では、高校入試に向かう受験生たちが駅の待合室の火鉢で暖をとっていました。
 暖冬による雪不足に頭を悩ませていた久万スキーランドでは、人工降雪機でのゲレンデづくりが順調に進められていて、訪れたスキー客らはようやく冬の装いを始めたゲレンデを颯爽と滑っていました。久万スキーランドでは、5つのコースのうち現在、3本が滑走可能となっていて、残りのコースについても今晩の造雪作業を経て一部が営業を始める予定です。しかし、人工降雪機は気温が氷点下の間しか使えません。寒気はじょじょに弱まってきているため、久万スキーランドはゲレンデづくりを急いでいます。気象台によりますと、寒気の影響による県内の冷え込みはこの週末までで、その後は再び暖冬傾向に戻る見込みだということです。
5日夕方、今治市と松山市で火事が相次ぎ発生し、住宅などが全焼しました。いずれもけが人などはいませんでした。

このうち今治市では中寺の無職・本宮信弘さん(56)の住宅で火事があり、5日午後6時40分頃、通りがかりの男性から消防に通報がありました。

この火事で木造2階建て約320平方メートルの住宅が全焼し、火は約1時間後に消し止められました。

消防によりますと、本宮さんは1人暮らしで逃げ出して無事でした。現場は郊外の住宅地で警察と消防が出火原因などについて詳しく調べています。

また松山市では5日午後6時半ごろ、市坪北の自営業・栗林達雄さん(71)が所有する倉庫で火事があり、近所の住人が警察に通報しました。

この火事で木造モルタル2階建ての倉庫約30平方メートルが全焼したほか、隣接する住宅2棟の一部が焼失。火は約1時間半後におおむね消し止められました。

警察によりますと、出火当時栗林さんの妻が倉庫の1階で作業をしていましたが、逃げ出して無事でした。

現場は住宅密集地で、警察と消防が出火原因を詳しく調べています。

現在、県内全域に乾燥注意報が発表されています。火の取り扱いには十分注意してください。