わいせつ等事件簿

去年10月、愛媛県新居浜市の新居浜太鼓祭りで禁止されている鉢合わせを行ったとして、太鼓台の現場責任者ら4人が14日、暴力行為法違反などの疑いで書類送検されました。

書類送検されたのは、新須賀と西原の太鼓台の現場責任者と運行を指揮する担当者、あわせて4人です。調べによりますと4人は、去年10月17日、新居浜市港町の交差点でかき夫らをあおり禁止されている鉢合わせを二十数回に渡って行い、太鼓台を壊すなどの暴力行為をした疑いがもたれています。新居浜太鼓祭りでは、2011年以降、毎年、太鼓台の鉢合わせが行われていて、実効性のある再発防止策を打ち出せるのか問われています。
愛媛県にある伊方原子力発電所3号機で、プルトニウムとウランを混ぜた使用済みの「MOX」燃料の取り出しが、国内の商業用の原発として初めて始まりました。
伊方原発3号機では、先月下旬から定期検査が始まり、原子炉に格納されている157体の核燃料を取り出す作業などが行われます。

中にはプルトニウムとウランを混ぜた「MOX燃料」も16体含まれていて、国内の商業用原発で使用済みの「MOX」燃料が取り出されるのは初めてだということです。
14日、伊方原発では原子炉から取り出され、「使用済み燃料ピット」という大型のプールに移された「MOX燃料」が報道関係者に公開されました。

使用済みのMOX燃料の取り出しは、16日までに完了する見通しですが、プールで保管したあと持っていく場所は、現在は決まっていないということです。

また原子炉には、新たなMOX燃料5体が入れられますが、こうした作業はことし3月に実施されるということです。

四国電力は「作業は順調に進んでいる。引き続き、安全第一に進めていきたい」としています。

一方、今回の伊方原発3号機の定期検査では、12日、核分裂反応を抑える制御棒1体が誤って引き抜かれるトラブルが発生していて、四国電力は原因の調査も並行して行っています