わいせつ等事件簿

新居浜署は、18日、新居浜市の無職A男を、窃盗事件被疑者として逮捕した。被疑者は、本年7月1日昼過ぎ、新居浜市内の神社境内において、さい銭箱から現金2,000円位を盗んだもの。
愛媛県今治市山路の市立西中学校(生徒数553人)で、運動部顧問を務める男性教員が、授業や部活動などで、複数生徒に暴言や、体罰ともとれる行為をしていたことが16日分かった。学校側は16日夜に非公開で保護者説明会を開催。出席者の話では、原田周範校長が「不適切な指導があり、保護者や生徒に迷惑をかけた」、同教員が「子どもたちを傷つけてしまった」と陳謝したという。同校は体罰だったかは精査するとしている。
【政治に閉塞感/現実と重なる 「市民の側に」現状に注文も】
 権力とメディアの攻防を描いたフィクション映画「新聞記者」が関心を集めている。県内では唯一、今治市のイオンシネマ今治新都市で上映中で、同館は「休日はディズニーアニメと肩を並べるほどの盛況ぶり」。作品には学校法人加計学園(岡山市)による獣医学部新設を想起させるシーンが登場し、国家権力とメディアの関係を社会派エンターテインメント仕立てで表現している。参院選のさなか、映画鑑賞者に政治やメディアに対する考えを聞いた。
 
 6月28日に公開された同作品は、東京新聞の望月衣塑子記者による著書「新聞記者」が原案。ある日、新聞社の社会部に「医療系大学の新設」に関する極秘公文書がファクスで届く。この情報を基に取材を進める女性記者と、大学新設案件に関わった元上司の自殺をきっかけに利権の構造を探る内閣情報調査室の若手官僚の葛藤が描かれている。同館では今月31日まで上映予定。
地域社会全体で高齢者の見守り活動を推進しようと、愛媛県新居浜市は5日、コンビニエンスストアのセブンイレブン・ジャパンと「高齢者見守りネットワーク事業協定」を締結したと発表した。県内1号店を新居浜市に出店した縁で、県内市町で最初に協定を締結したという。
 協定書では、セブンイレブン加盟店は地域の住民と日常的に関わりを持つ中で、高齢者に異変を見つけた時は市と連携して関係機関に連絡。高齢者が住み慣れた地域で安心して生活できる環境づくりを推進する――などとしている。