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老朽化に伴い新築が決まった県立新居浜病院(新居浜市本郷3丁目)の新病棟の起工式が25日、敷地内の建設予定地であり、関係者ら約50人が工事の安全を祈った。5月下旬に本格着工し、2021年7月ごろから診療を開始する予定。
 新病棟は敷地内北側の駐車場や看護師宿舎の跡地6448平方メートルに建設する。地上6階建てで、延べ床面積は約1万9300平方メートル。22の診療科があり、東予救命救急センターや地域周産期母子医療センターを併設する。工事中の診療は現病棟で続ける。総事業費は約96億2千万円。
 診察、血液検査、内視鏡検査などの外来機能を新病棟1階に集約し、患者の効率的な動線を確保する。総合案内窓口の内装に県産木材のスギやヒノキで意匠を施し、背面の壁には銅製錬の副産物で作った「カラミれんが」を模したタイルを張り、地元色を出す。
 起工式の安全祈願神事で、中村時広知事や工事関係者がくわ入れした。中村知事は「高度で良質な医療を安定的に供給する地域の中核病院として、信頼され、必要とされる病院づくりに努めていく」とあいさつした。
 築40年を超す新居浜病院の本館は、新病棟の工事終了後の2022年3月までに解体し、跡地を駐車場として整備する。