わいせつ等事件簿

J昇格は来季へ持ち越し―。サッカー日本フットボールリーグ(JFL)のFC今治は18日、今治市高橋ふれあいの丘の「ありがとうサービス.夢スタジアム」でホンダロックとの今季最終戦を戦い、1―1で引き分けた。年間順位は5位となり、J3昇格条件の4位以内を満たせなかった。ホームを埋めた4800人の観衆は悔しさをかみしめ、来季の夢実現へ期待の声を上げた。
 
 「来年は、もっと大きな声で応援する」。試合終了後、今治市清水小1年の男子児童(7)は言葉を振り絞った。わずかな昇格の可能性を残して臨んだFC今治は序盤の失点が響き、流れをつかめないままタイムアップ。4位のチームが勝利したため、昇格の夢は絶たれた。
 試合後、悔し涙で目を赤くした同市八町西5丁目の自営業別府美菜さん(34)は「最後まで諦めない選手の頑張りが伝わった。だからこそ勝って終わりたかった」と唇をかみ、「来年はもっと熱くなって、夢スタを盛り上げたい」と力強く宣言した。
 ほぼ毎日練習場を訪れ、イレブンを見守り続けた同市高橋の主婦藤本里美さん(38)は「この悔しさをバネに強くなってくれるはず。来季は優勝して、文句なしで昇格を決めて」と願った。
 今季の全ホーム戦でコールリーダーを務めた新居浜市中須賀町2丁目の会社員佐伯剛さん(36)は「悔しい結果だが、昇格が全てじゃない。今治にサッカー文化は少しずつだが、確かに根付いている。来季も一体感を持って、選手の背中を押していきたい」と最後までエールを送った。
  日産自動車の西川広人社長は19日、横浜市の本社で記者会見し、代表取締役会長を務めるカルロス・ゴーン容疑者の解職を22日の取締役会で提案すると明らかにしました。同容疑者を訴えるのかとの質問に「当然値する事案だと認識している。これから判断する」と述べ、刑事告発や損害賠償請求を検討する考えを示しました。第三者委員会を早急に設置し、不正の背景を調査することも表明しました。
  三菱自動車も19日、会長を務めるゴーン容疑者の解任を取締役会に提案すると発表。取締役会は週内にも開きます。東京地検による逮捕を受けた措置。また、三菱自でも不正行為がなかったかどうか内部調査を行います。
  ルノーグループも19日、声明を発表。日産が発表した内容を取締役委員会が確認したと公表されています。そのうえでゴーン会長兼CEOから、今回の件に関する正確な情報を得るまで、処遇については保留するとしました。また、緊急取締役会を開いて議論を行うとしています。