わいせつ等事件簿

そそり立つ壁のホールド(人工の突起)に手足をかけて登るスポーツクライミング。
今春、県立丹原高(西条市丹原町)に県内初の部活が発足、1年生男子4人が入部した。
西条市がえひめ国体用に2015年に完成させた「石鎚クライミングパークSAIJO」(同市氷見)で20年東京五輪の先へ練習を続けている。
 4人はテレビ観戦や同高への体験入学などで「かっこいい」と感じた。
この競技をやりたくて四国中央市から電車と自転車で片道1時間半かけ通学する主将の加地未来さん(15)は「手足や腰のちょっとした位置、角度で変わる。
成長が目に見えて分かり、登れたか否かで勝敗がはっきりする」と魅力を語る。
 今月、校内にボルダリング壁も完成。
指導は国体選手だった西条市スポーツ健康課の松木雄太郎さん(30)。
「始めたばかりでやればやるだけ伸びる。
登る筋力をつけ、高校選手権やジュニア五輪を目指してほしい」と期待する。
複合一貫輸送ターミナルの整備が進む愛媛県西条市今在家の東予港で、8月1日から耐震強化岸壁の暫定供用が始まる。岸壁の水深が5メートルから7.5メートルになり、従来船の1.5倍の1万5000トン級が着岸できるようになる。