わいせつ等事件簿

大洲市を流れる肱川の河川敷で、地域の人たちが育てた菜の花が見頃を迎え、訪れた人たちを楽しませています。
大洲市の五郎地区にある畑の前河川敷などでは、地域の人たちが肱川の魅力を高めようと、25年ほど前から菜の花の種をまいて育てています。
ことしも河川敷の8ヘクタールにおよそ300万本の菜の花が咲き、見頃を迎えています。
訪れた人は、一面に広がった菜の花畑をゆっくりと散歩しながら、写真を撮りあったりして春の訪れを味わっていたほか、楽しそうに駆け回る子どもたちの姿も多く見られました。
松山市内から友人と訪れた女性は「青空と菜の花の黄色が合っていてとてもきれいです。撮った写真はSNSに投稿しようと思います」と話していました。
大洲市五郎地区の菜の花はあと数日、楽しめるということです。
アニメーション界の巨匠で、映画「火垂(ほた)るの墓」や、テレビ「アルプスの少女ハイジ」などを手がけた高畑勲(たかはた・いさお)さんが5日午前1時19分、肺がんのため東京都内の病院で死去した。82歳だった。葬儀は近親者で行い、5月15日に「お別れの会」を開く予定。
1959年、東映動画に入社。68年、北欧神話などを取り込んだ「太陽の王子 ホルスの大冒険」で映画監督デビューした。東映動画退社後、フジテレビ系の人気アニメシリーズ「アルプスの少女ハイジ」「母をたずねて三千里」や映画「パンダコパンダ」「じゃりン子チエ」の演出などを手がけた。
 東映動画以来の同僚である宮崎駿監督の「風の谷のナウシカ」などをプロデュース。85年には宮崎監督とともにアニメ映画制作会社「スタジオジブリ」を設立し、同社で88年、野坂昭如原作の「火垂るの墓」を監督。戦時下の子供たちを叙情性豊かに描き出し、高い評価を受けた。
 90年代に入って「おもひでぽろぽろ」「平成狸合戦ぽんぽこ」などのヒット作を監督。いしいひさいちさんのマンガをアニメにした「ホーホケキョ となりの山田くん」をフルデジタルで制作。晩年は「竹取物語」のアニメ化に力を注ぎ、13年に「かぐや姫の物語」として結実した。水彩画を思わせる流れるような作品を生み出し、米アカデミー長編アニメ賞候補になった。
 またオランダのマイケル・デュドク・ドゥ・ビット監督の「レッドタートル ある島の物語」(16年)では、アーティスティック・プロデューサーを務めた。