わいせつ等事件簿

東京・港区で、無許可でキャバクラ店を営業していたとして経営者の女が逮捕されました。

 飲食店経営の川田操容疑者(34)は、港区麻布十番で風俗営業の許可がないにもかかわらず、店内で客の隣に座って接客をするなど、キャバクラ店を営業した疑いが持たれています。警視庁によりますと、これまでにも店内で川田容疑者が客の接待をしていたため警視庁が指導していたということですが、応じなかったため、逮捕に踏み切ったということです。取り調べに対して、川田容疑者は「私が接待したのは間違いありません」などと容疑を認めているということです。店は1カ月で450万円ほどの売り上げがあったということで、警視庁が詳しく調べています。
勤務先の女子トイレに侵入したとして、群馬県警富岡署は3日、建造物侵入の疑いで富岡市下高瀬、消防士、中野竜矢容疑者(29)を逮捕した。富岡署によると、「盗撮目的で入った」と供述している。
 逮捕容疑は2日午後7時50分ごろ、富岡市内の消防署の女子トイレに侵入した疑い。中野容疑者は同じ建物にある消防本部に勤務していた。
 3日未明に女性職員がトイレ内に設置された小型カメラを発見、上司が警察に通報した。カメラに写っていた男の姿から中野容疑者が浮上した。
電車内で女子高校生(17)の下半身を触ったとして、警視庁は4日、東京都葛飾区東堀切1丁目、会社員藤冨史朗容疑者(43)を都迷惑防止条例違反(痴漢)の疑いで現行犯逮捕した。巣鴨署への取材でわかった。容疑をおおむね認め、「去年の夏ごろから同じ子にやっていた」と話しているという。
 巣鴨署によると、逮捕容疑は4日午前7時50分過ぎの5分余り、都営地下鉄三田線の巣鴨―春日駅間を走行中の電車内で、女子高校生の後ろや前に立ち、断続的に下半身を触ったというもの。女子高校生が藤冨容疑者の手をつかみ、近くにいた捜査員が身柄を確保した。
 警視庁は先月29日、女子高校生から「1年間ほど同じ人に痴漢をされている」という相談を受けて、翌30日から警戒にあたっていた。
18歳未満の少女にわいせつな行為をさせるなどしたとして、埼玉県警が、同県川口市と東京都内のいずれも30歳代の男2人を児童福祉法違反(淫行させる行為)容疑などで逮捕していたことが、捜査関係者への取材で分かった。
 男らはJR大宮駅周辺を中心に高校生の少女らを在籍させた派遣型風俗店を無届けで営していたといい、県警は、女子高生に性を売り物にした接客をさせる「JKビジネス」だったとみて実態を調べている。
 捜査関係者によると、男らはインターネットのブログサイトを通じて派遣型風俗店を運営。
今年8月、在籍する少女が18歳未満と知りながら、さいたま市内のホテルに派遣し、男性客相手にわいせつな行為をさせるなどした疑いがある。ブログでは、現役の女子高生だけを在籍させた「おさんぽ店」などとうたっていたという。
17歳の少女を雇って夜間に接客をさせたとして摘発された熊本市にある飲食店の経営者の男が風営法違反の疑いで3日逮捕された。逮捕されたのは熊本市中央区下通のガールズバー「Lex」の経営者岡田安史容疑者(29)。警察によると岡田容疑者は今年4月中旬から下旬にかけて店長と共謀して熊本市の17歳の女子高校生を雇って夜間に客と話をしたり酒を出したりさせたほか、客の隣に座らせて接客させるなどした風営法違反の疑いがもたれている。警察の調べに対し岡田容疑者は「18歳未満だとは知らなかった」と容疑を一部否認しているという。先月28日には店長の男が逮捕されている。