わいせつ等事件簿

熊本市の飲食店で17歳の少女を雇って夜間に接客をさせたとして店長の男が風営法違反の疑いで逮捕された逮捕されたのは熊本市中央区下通のガールズバー「Lex」の店長黒田侑資容疑者(26)。警察によると、黒田容疑者はことし4月中旬から下旬にかけて、熊本市の17歳の女子高校生を雇って夜間に客と話をしたり酒を出したりさせた風営法違反の疑いがもたれている。5月上旬、女子生徒の家族から「娘の帰りが遅い」と警察に相談があり、捜査員が女子生徒と友人とのメールのやり取りを調べ、夜間の勤務が発覚したという。警察の調べに対し黒田容疑者は容疑を認めているということで、年齢を確認せずに採用していたとみて調べている。
女子高校生を派遣型風俗店デリバリーヘルスで働かせていたとして、鹿児島市の風俗店経営の男ら2人が児童福祉法違反などの疑いで逮捕された。

 逮捕されたのは鹿児島市に営業拠点を置くデリバリーヘルス「ローション」の経営者・柿山道則容疑者(30)と、店の従業員・瀬下翼容疑者(34)。警察によると柿山容疑者らは、鹿児島県内に住む女子高校生(当時15歳)に街中で「簡単にお金が稼げるよ」と言葉をかけ、未成年と知りながら去年11月から約4か月間、デリヘル嬢として働かせた疑い。

 警察は容疑者2人の認否について明らかにしていない。これまでに柿山容疑者らの自宅など関係先5か所を家宅捜索し、売上金が記載された書類など約30点を押収したという。また、警察では、柿山容疑者らが暴力団と関係があり、店の収益が暴力団の資金源になっているとみて捜査を進めている。