わいせつ等事件簿

懲戒免職となったのは、県立中央病院循環器内科に勤務していた数野健医師(27)。警察の調べや県の発表によると数野医師は、ことし9月、山形市内の商業施設のエスカレーターで、10代の女性のスカートの中をスマートフォンで盗撮した疑いで逮捕された。数野医師は、ほかにも複数の盗撮行為を行っていたことを、認めている。県病院事業局は2日、数野医師を「懲戒免職」とするとともに管理監督者の立場だった県立中央病院の院長と副院長をそれぞれ「厳重注意」とした。今回の処分を受け、県の新沢陽英病院事業管理者は「県民の皆様の信頼回復に向けて今後、このようなことがないよう綱紀粛正を徹底し、全力で再発防止に取り組んでいく」とコメントしている。
道は2日、札幌市中央区のJR札幌駅地下街「アピア」のエスカレーターで、女性のスカート内をカメラ付きスマートフォンで撮影した渡島総合振興局の男性職員(23)を停職1カ月とするなど、懲戒処分11件を発表した。法定速度60キロの国道を私用車で走行中、57キロ速度超過した宗谷総合振興局の男性職員(18)が停職1カ月。休職期間中の6~9月に週4日程度、知人が経営する会社でアルバイトした渡島総合振興局の男性職員(54)を減給10分の1(3カ月)とした。
滋賀県教委は31日、女子生徒のスカート内をスマートフォンで盗撮しようとしたとして、県立守山北高校の男性教諭(28)を懲戒免職処分とした。
 県教職員課によると、教諭は6月の補習授業中に盗撮目的で女子生徒のスカート内にスマホを向けたとして、県迷惑行為防止条例違反罪で略式起訴され、大津簡裁から罰金30万円の略式命令を受けていた。
 教諭は平成26年に採用され、数学を担当していた。盗撮行為について、「生徒に怖い思いをさせてしまい深く反省している」などと話しているという。